「木簡・くずし字解読システム」を試してみた
いつもいつも、いろんなことに手を出しててすみません。
世の中には面白そうなものがありすぎです!笑
今日気になったのはこれ。
www.asahi.com
奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所が共同で開発した文字検索システムなんですって!
名前も「MOJIZO」と可愛らしい。「ZO」は蔵のZOね。
木簡や古文書の読めないくずし字をデジカメ等で撮影して、一文字の画像データにした上で検索すると、似た漢字の画像と出典、楷書体の漢字が表示されるとのこと。
しかも嬉しいことに、一般人も無料で利用できちゃう。
これは試してみたくなっちゃうでしょ?
早速、わが本棚から適当に一冊ピックアップ。ちなみに取り出したのはこの本。
- 作者: 宮田登,気谷誠,今田洋三,高田衛,北原糸子
- 出版社/メーカー: 里文出版
- 発売日: 1995/09
- メディア: 単行本
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あらためて、これ。ちょっと画像が小さいかな?
『鯰絵』17ページ記載「鹿島恐;カシマオソレ」の一部分をスマートフォンのカメラ機能でパチリ。
で、適当にトリミングしてできあがった検索用画像データがこれ。
地震の「震」の字です。ゴミは除去し忘れました。笑
この画像データを画像選択して、解析ボタンをポチ。
実際の検索結果は試してみていただくとして、解析結果を奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所それぞれ100件確認できるのは圧巻です!
残念ながら「震」は出てこなかったのですが、一番最初に表示された「晨」はかなり近いものがありますね。
次はちゃんと画像のゴミを除去してチャレンジしてみたいと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます!
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